串の坊のライン
 葦簾張りの露店でしか商賣をなし得ませなんだ串カツを店舗の中に入れて鳥獸菜魚貝實その他諸々の海山里の四季折々の旬の好物をそれぞれの持ち味を生かし合ふ好取組に創りあげはりまして、戰前、戰中、戰後を今日迄それこそひたむきな愛情ではぐくみ育てなさった方が五味八珍の先代岡田繁雄さんであり、知留久の當代松村喜藏さんです。でっさかい、五味八珍さんは串カツの元祖であり、知留久さんは八丁味處串の坊の本家な譯でおます。ご両家はご両家なりに、私共は私共なりに「楽しいお店でおいしい串カツを安すう喰べてもらいまひョ」唯だそれ丈を商賣のよすがとして今日迄勵んで参ったもんでおます。
串の坊のおまかせ写真三
串の坊のライン