ゆけ!ゆけ!乾 晴彦!! by 嘉門達夫

乾 晴彦が、てっちり屋をはじめる。
旨いフグを喰わせてやろうと、てっちり屋をはじめる。
最初の四、五年は、お客が入らない。
バブルの景気に後押しされて、店は軌道に乗る。
すると突然バブルがはじけて、売り上げ一時落ち込むが、そこは関西人の底力。
なんとか持ちこたえる。
冬場だけの営業形態。夏場乾は遊び回る。
スリランカの次はロンドンだ!案の定結果、痛風になる。
ゆけ!ゆけ!乾 晴彦!! おめでとう二十周年。
ますます磨きをかけてどんと行け。

乾 晴彦は、串カツ屋もやっている。
六本木ヒルズの串の坊は売上げナンバーワン。
浜藤のポン酢は、味の素を使っていない。
味のきめては、試行錯誤の上に生まれた梅美醂。
痛風の人にはひれ泡盛。焼酎もワインも揃っている。
てっちりが終わると雑炊になる。乾自ら雑炊を造る。
なんか玉子は高そうなやつ。素材の仕入れに拘っている。
ブラックペッパーの次はホワイトペッパーだ。
仕上げに飲みましょ「中国茶」。
ゆけ!ゆけ!乾 晴彦!! おめでとう二十周年。
ますます磨きをかけてどんと行け。